校長室より

心温まるエピソード

4月17日(水)放課後、校長室から下校していく生徒さんを見ていると、一人の女子生徒が自転車の側で座り込んでいました。

面談に来られた保護者の方でしょうか、その生徒さんの側に行って心配そうに話しかけておられました。

そうこうするうちに、下校途中の生徒さんが次から次へと近寄っていき何か手伝っている様子です。

座り込んでいる女子生徒が立ち上がる様子もないので、何か大きなけがでもしたのかと心配になり、私も校長室から出て、様子を見に行きました。

すると、細いワイヤ式の鍵のワイヤ部分が自転車のギアに絡まってしまっています。

女子生徒の手は黒く汚れていましたので、何とか外そうとしばらく頑張ったようです。

私が見に行った時には、通りすがりの男子生徒が手を真っ黒にしながら、ワイヤを外そうと試行錯誤していました。

私は、女子生徒のケガを心配しましたが、元気な様子です。ただ、手がひどく汚れていました。

すると、先輩の女子生徒がその生徒に声をかけ、洗面所まで手を洗いにつれていってくれました。

男子生徒はひどく苦労していましたので、私は教員に手伝ってもらった方が良いと考え、先生に来ていただきましたが、私が呼びに行っている間に、ワイヤもほぼ外れるところまでできていました。

結局、私も、私がお願いした先生も見守るだけで、最後までその男子生徒が試行錯誤して、チェーンを外しました。

手は真っ黒になっています。

私は、制服が汚れなかったかな?とそんな心配をしていましたが、男子生徒はそんなことは気にならない様子でした。

それどころか、自転車の白いフレームについたオイルの汚れをハンカチで拭いています。

手を洗いに行っていた女子生徒が戻ってきて、そこに集まっていた生徒たち、それから、保護者の方、先生にお礼を言い、一件落着となりました。

誰かが困っているのを見たとき、それを通り過ぎてしまうのではなく、ちょっと声をかける。

そういった、優しさをこの生徒さんたちから感じました。

多くの生徒さんが、思いやりの心を持っていることが分かる、私にとって、本当に心温まるエピソードでした。

ピンクのハナミズキ

4月16日(火)ハナミズキの花が咲き始めてしばらく経ちました。

改めて見てみると、白の花だけでなく、ピンクの花もありました。

 

 

ちなみに、ハナミズキの花言葉は白が「返礼」、「永続性」。ピンクが「永続性」、「逆境に耐える愛」だそうです。

みなと高等学園の校章はハナミズキと港がモチーフになっていますが、花言葉との関連は特に無いようです。

ピンクのハナミズキで非常に可愛らしい校章になっています。

そして、マスコットキャラクター「みなっち」もピンクのハナミズキがモチーフになっています。

商業みなっち

                        商業みなっち

                           情報みなっち

 

生産みなっち

                        生産みなっち

流通みなっち

                        流通みなっち

 

それぞれ、各学科の特徴を表した可愛らしいキャラクターになっています。

春らしく、天気はめまぐるしく変わり、気温の変化も大きくなっています。

体調を崩しやすくなる時期ではありますが、生徒の皆さんが元気に登校して、楽しく学校生活を送ってくれることを願います。

ハナミズキが咲き始めました

 

 

4月12日(木)ハナミズキの花が咲き始めていました。

朝日に照らされてやや黄色く見えますが、白い花がほころび始めています。

朝夕はまだまだ寒い日が続きますが、晴れた日の日中はかなり温かくなってきました。

草花はもちろん虫やその他の生物もどんどん活動していく季節ですね。

学校も今日から本格的に授業が始まっていきます。

生徒の皆さんの絆が授業を通して深まることを期待しています。

入学式

             【新入生誓いの詞】

4月9日(火)に入学式を執り行いました。

真新しい制服に身を包み、少し緊張した新入生を温かく迎えることができました。

式辞では「思いやりの心を持って人と接するようにしてください」といった内容でお話ししました。

来賓の方々からも心温まる祝辞をいただきました。

外はあいにくの空模様でしたが、式場には2年生、3年生が育てた花が並べられ、華やかな雰囲気に包まれていました。

新入生にとってはここからが、みなと高等学園での学校生活のスタートです。

充実した学校生活が遅れることを心から願っています。 

 

着任式・始業式

4月8日(月)着任式と始業式を行いました。

着任式では新しくみなと高等学園に赴任した先生方を代表して、「みなと高等学園で生徒の皆さんに会えることを楽しみにしていたこと」「ホームページや新聞で生徒の皆さんの活動を見て、生き生きと学校生活を送っていると感じたこと」を話しました。

生徒の皆さんが、興味を持ってしっかり聞いてくれているのがわかりました。

続いて、行われた始業式の挨拶では、これから学校生活を送るうえで心がけて欲しいこととして「みんな仲良くしましょう」という話をしました。

その方法として「ありがとう」という言葉を大切にし、普段の生活の中で何度も使って欲しいということを話しました。

友達からプリントを受け取ったら「ありがとう」

先生から何か教えていただいたら「ありがとうございます」

就業体験で指導していただいたら「ありがとうございます」

トイレでスリッパが揃っているのを見たら、揃えてくれた誰かに「ありがとう」

すると、不思議なことに「みんな仲良く」なれます、という話です。

これから、学校生活を送る中でいっぱい楽しいことがあることを願います。

 

ここから先は長くなるので始業式では言いませんでしたが、続きを書きますと・・・。

学校生活を送る上で、嫌なこと、困ったこと、厳しいことはもちろんありますが、そんな時は、先生方に相談しましょう。

きっと、生徒の皆さんと一緒に悩んだり、困ったりしながら、よりよい方法を考えてくれるはずです。

そんな困難を経験するたびに、少しずつ成長していくのだと思っています。

 

私自身は、温かい雰囲気の中で学校生活のスタートがきれたことにほっとしています。

そして、これからのみなと高等学園での学校生活を楽しみにしています。

 

赴任の挨拶

令和6年度から校長として赴任してまいりました、助道和雄です。

よろしくお願いいたします。

まず最初に、みなと高等学園に赴任しての感想です。

沢山驚いたことがありました。

1つめに、沢山のプランターに植えられた花の美しさ。

2つめに、掃除のいきとどいた校舎の美しさ。

3つめに、和気あいあいと、前向きに仕事に取り組む先生方。

4つめに、元気に挨拶ができる生徒のみなさん。

などなどです。

この学校で仕事ができることを幸せに思いつつここまでの数日を過ごしました。

みなと高等学園は「社会的・職業的に自立した心豊かな人間を育成するとともに、県内の高等学校に在籍する発達障がい等の生徒に対する支援を行うことを目的」として、平成24年に創立された全国的にも特色のある学校です。

また、先生方は学校運営の基本方針にあるとおり、「高等学校段階の発達障がいのある生徒に対する『新たな教育を構築する』という『強い使命感』をすべての教職員が共有し、『継続的な研修による高い専門性』に裏付けられた教育を『常に検証』しながら」教育実践に取り組んでいます。

4月1日に赴任してから今日までの約1週間の間に、職員会議や各課会議、学年会、ケース会議、各課による研修会に参加し、先生方がみなと高等学園で勤務することに『強い使命感』を持っていることを感じました。

私自身はまだまだこれからですが、先生方、生徒のみなさんと一緒に学んでいきたいという気持ちを新たにした次第です。

これから、よろしくお願いいたします。

創立10周年記念式典において

 令和4年10月12日,みなと高等学園創立10周年記念式典を挙行しました。式典には飯泉知事をはじめ,多数の来賓の方々に出席をいただきました。厳粛かつ思い出に残る記念式典を実施することができました。 
  

    

 

 本校は,平成24年4月に創立以来,発達障がいのある生徒に対する「新たな教育を構築する」という,強い使命感を全ての教職員が共有し,継続的な研修による高い専門性に裏付けられた教育を求め,常に検証と改善を重ね実践して参りました。その結果,卒業生は234名を数え,そのほとんどが就労し,現在も生き生きとした生活を送っております。

 生徒の皆さんは,先輩たちが築き上げてきた10年間の歴史を受け止め,みなと高等学園の生徒としての自信と誇りを持ってください。そして,創立10周年という記念すべき瞬間に立ち会う幸せと責任を自覚するとともに,校歌にも謳われていますように「若人われら 未来の道を 拓きゆく」の精神を発揮し,新たな時代に向けて確かな一歩を踏み出してください。

 創立当初から本校には「チームみなと」という言葉があります。この「チーム」とは,教職員のみを指すのではなく,生徒や保護者,そして,みなと高等学園に関係する全ての方々との輪と絆を指しています。多様性を認め合う「ダイバーシティとくしま」の実現が求められる今,センター的機能として本校が果たすべき役割はますます大きくなっていくと考えられます。これからも「チームみなと」の理念を継承し,県内の支援を必要とする子どもたちのために何ができるのかを考え取り組んで参ります。全国で初めて設立された「発達障がいのある生徒のための学校」として歩んだこの10年間の実践の成果を誇りに,ここからまた,みなと高等学園の新たな歴史を作り上げて行くことを誓いします。

 創立以来10年間にわたりまして,本校教育に携わってこられました歴代校長をはじめ旧職員の全ての方々のたゆみないご努力,親身になってご支援・ご協力いただきましたPTAや地域関係者の皆さま方の温かいご理解に厚く感謝を申し上げます。また,ご臨席いただきました皆様方や関係各位には,これまでと変わらぬご指導とご支援をお願い申し上げます。 

後期始業式において -「 朝光」あさかげ -

10月11日(火)
 創立10周年記念式典を翌日に控え,令和4年度の後期始業式において,本校の創立に関係する話をしました。
その概要を記載します。

  

 
 本校の校舎本館の階段踊り場の壁に,「朝光(あさかげ)」という絵画が飾られています。絵画には,朝靄の中の樹齢数百年ほどの大きな木の根に,日が`差し始めた情景が描かれています。

  絵画の作者である関政明(1948-2018)さんは,重度の障害と闘いながら一生涯,芸術活動を続け,感性豊かな優れた絵画や短歌を多く遺しました。

  みなと高等学園創立の平成24年4月に,ひのみね総合療育センターで療養中であった関さんから,学校創立を記念して絵画を寄贈していただきました。

  絵画「朝光」の,大きな木の根に向こうの方から差し込む,おだやかな朝日の光には,癒やしと明日への希望が感じられます。誰のところにも必ず朝日は差します。だから,希望を持って前向きに進んで欲しい。そして,未来が明るいものであって欲しい。そんな関さんの思いが込められていると感じます。

  生徒の皆さんも私たち大人も,毎日が喜びと充実に満ちているのではありません。時には,友人関係などでイライラすることもあるし,将来への不安で悩むこともありあます。「朝光」に描かれている,夜の闇や雨や風に耐えながら,大地へと伸びる大きな木の根は,それぞれの課題や悩みを克服して成長するために,一生懸命に生きている,私たち自身と重ねることができると思います。そして,遠くから差す朝日の光は,私たちに癒やしと明日への生きる希望を与えてくれます。

  関さんの絵画「朝光」は,みなと高等学園が開校してからの10年間,そしてこれからもずっと,皆さんや後輩たちに希望の光をとどけてくれます。みなと高等学園の皆さんの未来が明るいものであって欲しいという,関さんの願いに応えられるように,明日の自分を信じて,希望を持って,充実した学校生活を送って欲しいと思います。

 

 

  本校を訪問された際には,よろしければ階段踊り場の絵画「朝光」をご鑑賞ください。

入学式にあたり

4月11日(月)

 令和4年度の入学式を行い、新しく25名の生徒が本校に入学しました。
入学おめでとうございますの言葉に添えて、新入生に心掛けてほしいことをふたつ話しました。

①自分の良いところや可能性を発見して伸ばしてください。「やればできる」の精神で、自分の可能性を信じて、それぞれの能力を本校で発揮してください。
②自分を大切にするのと同じように、周りの人を大切にしてください。お互いの良さを認め合い、信頼できる仲間を増やしてください。

 みなと高等学園は今年で11年目を迎えます、本校の新たな歴史を築き上げていくのは自分たちなのだという気持ちを持って、自らの可能性に挑戦してください。

卒業おめでとうございます

3月2日(水)

第8回卒業証書授与式を行いました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 本年度は28名の卒業生に卒業証書を授与しました。
卒業生の皆さん,卒業おめでとうございます。

式辞のなかで,これからも心にとめて欲しいこととして
  ① これからも学び続けること
  ② 自分一人で悩まないこと
  ③ チャレンジを続けること
以上の,3つのことについて話をしました。
 
 これからも,自分を信じて努力することの大切さと,周りで支えてくれる人への感謝の心を忘れず,本校の卒業生であることに誇りをもって,社会的・職業的に自立した心豊かな人になってください。

啓発カードに生徒デザインのイラストが使用されています

12月6日(月)

本校の情報デザイン科では、情報に関する専門の授業において、関係機関などから依頼を受けた情報コンテンツやデザインの制作をとおして発展的で応用的な実践に取り組んでいます。

この度は、徳島県が製作したSOSダイヤルの啓発カードに本校の生徒がデザインしたイラストが使用されました。また、徳島県障がい者技能競技大会「アビリンピック徳島大会」のポスターなども授業の中で制作しています。

SOSダイヤル啓発カード

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アビリンピック徳島大会」のチラシ

商品開発にも取り組んでいます

11月16日(火)

本校では社会人講師として、ビジネスマナー講師、農園経営、ビルクリーニング技能士、6次産業化、製菓、介護福祉士 など、11名の専門家の方が、担当教員と連携して指導してくれています。専門知識や技術はもちろん、仕事に対する態度や心構えなどがとても参考になっています。

今日は製菓の外部講師の方に指導していただき、生産サービス科の家政の授業で生徒が製作したオリジナル和菓子「みな☆まっちゃ」(写真上)を試食しました。菓子の抹茶味の生地に白餡や山芋を練り込んだり、本校のキャラクターの焼印を入れたり、色々工夫をしているようです。他にも洋菓子の「みなロール」(写真下)なども試作しています。

徳島県高校総合文化祭で優良賞

11月5日から7日までの間、第40回徳島県高等学校総合文化祭において美術•工芸部門の展示があり、本校からはアート部の生徒の3作品を出展しました。その中から立体分野の作品「パンタグラフ」が優良賞を受賞しました。

11月7日(日)に行われた表彰式に行ってきました。受賞により、来年度和歌山県で開催される近畿高等学校総合文化祭に作品が出展されることになりました。

パンタグラフ
   作品名「パンタグラフ」


   授賞式の様子

後期校内実習の実施にあたり

11月1日から10日間の後期校内実習が始まりました。

校内実習は教室等を作業現場と想定して、全校生徒が木工班、家政班、環境園芸班、ビルメンテナンス班、委託作業班、オフィスアシスタント班の6班に分かれて実習をします。

各班では働く力がつくように、課題に合わせて作業ができるように計画しています。

 実習を始めるにあたり、校内実習班別打ち合わせにおいて、今回もオンラインで各班の生徒の皆さんに「自分の得意分野を伸ばし、課題があれば克服する努力をしてほしいこと」を伝えました。

人権コンサートについて

人権コンサート
音楽でつながる 〜今、私たちにできること〜
 
10月27日(水)5、6校時
応援ソングライターのyu-kaさんをお迎えして人権コンサートを行いました。
yu-kaさんは、20歳のときにADHDの診断を受け、その後、発達障がいがあり社会で活躍する人たちから励まされたことをきっかけに、現在は発達障がいある方を応援するオリジナル曲を届けることや講演活動を行っています。
 
yu-kaさんには授業の見学をしていただいた後、人権コンサートを行いました。
コンサートには全校生徒と教職員が参加しました。
 
キーボードの弾き語りで、オリジナルを中心に11曲を歌っていただきました。優しいメロディーにあたたかいメッセージを込めた楽曲で、生徒と教職員に共感と感動を与えてくれました。

今後も素晴らしい応援ソングをたくさんの人に届けてください。
 

体験的な現場実習が始まります

10月22日(金)6校時
1、2年生の現場実習に向けての激励会を行いました。
 本年度後期の1、2年生を対象とした体験的な産業現場等での実習が始まります。1年生は1週間、2年生は2週間程度の実習になります。現場実習は学校や家庭で身につけてきた力が実際の場面でどのように発揮できるのか。また、どのような力がさらに必要かを明らかにするための実習です。そして実際の職場で、仕事の厳しさやルール、やりがい等も学ぶことができます。

 実習の前に生徒のみなさんに次のことを伝えました。
1年生のみなさんへ
 ①体調管理をして万全の状態で実習に臨んでください。
 ②失敗しても前向きに努力してください。
2年生のみなさんへ
 ①自分の将来を真剣に考える実習にしてください。
 ②自分の課題を見つけて克服できるように頑張ってください。

自信をもって現場実習に臨み、働きたいという気持ちをさらに強く持ってもらえたら嬉しいです。

   ◇オンライン配信により生徒のみなさんは各教室から参加しました。

令和3年度の始まり

 

みなと高等学園校長の 佐尾山 秀樹(さおやま ひでき)です。令和3年度より,本校に赴任してまいりました。どうぞよろしくお願いします。
 
  みなと高等学園は平成24年4月に開校し,本年度で創立10年目を迎えます。開校以来,「健康・礼儀・勤労」を校訓として,医療,福祉,労働等との連携を図る中で,生徒のみなさんの人権を尊重し,適正・能力・ニーズ等に応じた教育を行い,社会的・職業的自立をめざすことにより,生徒一人一人の未来を拓く教育に取り組んでいます。
 
  本年度も全教職員が一丸となって,本校が積み上げてきた「継続的な研修による高い専門性」に裏付けられた「きめ細かい指導及び支援」を徹底して実践するとともに,創意工夫による「みなと高等学園ならではの特色ある教育活動」に取り組んでまいりますので,保護者の皆様,地域の皆様,関係各機関の皆様方のご理解,ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

                                                       令和3年4月1日   
                                                       徳島県立みなと高等学園
                                                          校長 佐尾山 秀樹

退任のご挨拶

 令和2年度末人事異動により,徳島商業高校へと異動することになりました。

 1年間という短い期間でしたが,みなと高等学園で勤務した日々は,私の教員生活の中でも,特に思い出深く,何事にも全力で取り組む生徒の姿は私のエネルギーの源であり,先生方の「さん」付け呼称や合理的配慮の実践など大変勉強になりました。 

 また,コロナ禍の中,無事今年度を乗り切ることができたのは,保護者のみなさまのご支援,ご協力のおかげであると考えております。大変ありがとうございました。地域の方々におかれましてもお世話になりました。今後ともみなと高等学園をよろしくお願いいたします。

 これからのみなと高等学園のご活躍を楽しみにしています。

開校9年目,新たなステージに向けて

 

 はじめまして。本年度より校長として赴任しました青木と申します。私は,これまで地域との連携による地域の活性化に取り組んだり,高校生の就職に携わってきました。みなと高等学園は,生徒の社会的職業的自立に取り組んでおり,私のこれまでの経験が少しは役に立つのではないかと思っています。また,働くということは,多くの人々と関わりを持ちながら仕事を通して社会に貢献することであり,就労に向けて生徒のみなさんの自己管理能力,集団生活への適応能力,働く意欲や能力の育成に向けた支援に努めたいと考えています。
 さて,新型コロナウイルス感染症拡大防止による約2ヶ月間の臨時休業が終わり,いろいろと気を付けることがたくさんあり窮屈な「新しい生活様式」の中での学校再開となりましたが,毎朝,生徒のみなさんの明るい笑顔を見たり「おはようございます」「おつかれさまです」などの元気なあいさつを聞くたびに爽やかで清々しい気持ちになります。また,その姿から私も元気をもらっており,大変うれしく思っております。
 私も全教職員と協力して前に進めるよう,微力ですが「チームみなと」の舵取り役としてがんばってまいりますので,保護者のみなさまの御支援御協力をお願い申し上げます。

校長退任のご挨拶をさせていただきます

本年3月末日で定年を迎えるため校長を退任させていただきます。

2年間、保護者のみなさま方には応援をいただきありがとうございました。また、実習や就職等でお世話になりました企業様や事業所様等には、新型コロナウィルスの影響でお礼の挨拶もできませんでしたことをお詫び申し上げます。これからもみなと高等学園の生徒の事をよろしくお願い申し上げます。

生徒のみなさんに新型コロナウィルスの予防に関して最後のお願いをします。
3つの密(密閉空間・密集場所・密接場面の会話)を避けて、手洗いを徹底 して予防をしてください。
それは 自分のためだけではなく、みなさんの大切な人を守る事になる のです。

 

新型コロナ感染症(COVID-19)の現在の予防知識について

お知らせしましたように3/24の修了式を見送ることになり、生徒の皆さんに新型コロナ感染症の予防についてお知らせする機会が遅れることから、専門家会議や大学医学部の講演内容から現在わかっていることをお知らせします。

最初に気道や気管で増えるので、 15分に一回一口だけ水分を飲み込んで、胃の中の胃酸でウィルスをやっつける 方がいいという医者もいます。
水分も カテキン の入った常温か冷たい お茶 を勧める人もいます。
飛沫感染します でも、 全員には感染しません
飛沫感染とは、 咳やクシャミや会話 から、飛沫の中にいるウィルスで感染します。
接触感染します でも、 全員には感染しません
接触感染では、 ドアノブ 等に付着した飛沫中のウィルスや マスク に付着したウィルスや 握手 で付着したウィルスが、 自分の手に付着し口や鼻や眼から感染 する事が主になります。
空気感染はしません。
空気感染するのは地球上には3つのみです。水痘ウイルスと麻疹ウィルスと結核菌です。新型コロナウィルスは空気感染はしません。
マスクは飛沫が飛ぶのを防ぐ。
風邪の症状がある場合は、マスクをする事で近くの方も安心します。マナーでマスクを付けましょう。
マスクは飛沫から口鼻を守る事ができる
風邪症状のある家族を看病するときには、マスクや手袋やエプロンをして、付け外しの前後に手をよく洗いましょう。
一番大切なのは 手洗い
そして バランスの良い食事 免疫力アップ 。 
保健室前に掲示してあるポスターです。よく見て実行してください。

 

3月9日の文科省Q &A通知について

【子供の居場所の確保】
問2  学校が臨時休業でも、児童生徒が外出をしたら効果がないのではないか。[更新]
要約
○集団で児童生徒が生活する学校現場において大規模な感染リスクを事前に予防するという観点から、学校の臨時休業を要請したものです。
○臨時休業にあたっては、実効性を担保するため、児童生徒に対し、基本的に自宅で過ごすように指導するとともに、新型コロナウィルス感染症専門家会議の見解を踏まえ、 児童生徒の外出 については、
軽い風邪症状(のどの痛みだけで、咳だけ、発熱だけなど)でも外出を控えること
規模の大小に関わらず、風通しの悪い空間で人と人が至近距離で会話する場所やイベントにできるだけ行かないこと

○なお、 児童生徒の健康維持のために屋外で適度な運動をしたり散歩をしたりすること等については妨げるものではなく、感染リスクを極力減らしながら適切な行動をとって頂く ことが重要であると考えています。

報道された感染症専門家会議での感染リスクが高い場合は以下の3つです。この条件が重なるほどリスクが上がりますので、判断の基準にしてください。
換気が悪い密閉空間
人が密集している
③近距離での会話や発声

逆に言えば、
①頻繁に換気をする
②人とは1メートル以上の距離を開ける
③距離を空けてマスクをつけて会話する
など工夫をしてください。

また、新型コロナウィルス感染症に関しても、気軽に 噂したりSNSでコメントしたり拡散させることなどは人権侵害になる 可能性があるのでしないようにしなさい。

また、先生方も徳島駅周辺などに巡視に行くようにしていますので、注意されたら素直に聞いてください。

卒業生のみなさんへ

 
  卒業生に贈る言葉
あおいくま (ものまね芸人コロッケさんが母親に贈られた言葉)
あせるな おこるな いばるな くさるな まけるな
あまえるな (私が2年間伝えた代表的なメッセージ)
あいさつ 間合 笑顔 ルールよりマナー 仲間

                                                                    校長 本田敦彦

新型コロナ肺炎感染防止のための臨時休業について

保護者のみなさまへ
 「重要なお知らせ」でお知らせしましたが、2月27日の夜に安倍首相による突然の休校要請により、県教育委員会から28日の12:30ごろ文書が届き、3月2日からの臨時休業が通知されました。(他府県と県立学校と国や市や町の期日や期間は違います)
 校長の方には27日の22:30に県教育員会から電話連絡があり、「3月2日からの臨時休業」と「3月3日卒業式実施の許可」だけが知らされました。詳細については翌日午前中に文書で知らせるとのことで、届いた時点ではすでに卒業式予行が終了し3年生は帰りのホームルームも終了していました。1・2年生は臨時休業の趣旨から早く帰宅することを選択し、慌てて対応しないように、通知の内容を精査して後日文書とホームページでお知らせすることといたしました。よって、3月2日に校内の会議を開き、改めて文書の送付やホームページの掲載を検討させていただきますのでお待ち下さい。
 趣旨をご理解いただき、県民一丸となり感染拡大防止に努めましょう。

臨時休業中の県教委通知内容の抜粋と現在のみなと高等学園の対応
1 臨時休業の期間  3月2日から春季休業の開始日まで
2 生徒保護者への連絡体制  学校ホームページの情報発信 電話連絡
3 学校行事等  学校内外の行事は中止または延期 卒業式は感染対策して実施
                          終業式等は今後の状況を踏まえて改めて実施
4 部活動等  活動を中止
5 児童生徒等の個別指導  生徒保護者からの相談は電話対応を基本とし面会を希望する場合は学校や教育委員会で実施
6 感染拡大防止対応策  極めて重要な手洗い 咳エチケットとしてのマスク 手指のアルコール消毒 十分な換気等 
7 臨時休業中の生徒の生活・学習について  持ち帰ったり送付された文書・課題のとおり
8 健康管理  朝・夜の検温と身体状況の確認をして、1・2年生は持ち帰った健康観察表に3年生はメモに記録 新型コロナウィルス感染症と診断された場合は学校に電話連絡する。
9 学校施設の開放  原則として開放を中止する
10 いじめ防止等について  新型コロナウィルス感染症を理由としたいじめや偏見、差別的な扱いをしない
11  電話相談窓口  今後37.5度以上の発熱が4日以上続くなど症状の改善がみられない場合は下記の電話番号に電話をし相談すること
○一般電話相談窓口   0120−109410 (24時間フリーダイヤル)
○帰国者・接触者相談センター
  徳島保健所   088−602−8907
       吉野川保健所  0883−36−9018
       阿南保健所   0884−28−9874
       美波保健所   0884−74−7373
       美馬保健所   0883−52−1016
       三好保健所   0883−72−1123

お萩を販売します

1月23日(木)10:30 から和田島町の 三和スーパー お萩(ぼた餅) の販売をします。
毎年午前中に売り切れるので早めに買いに来ていただけたら嬉しいです。
みなと高等学園の商業ビジネス科の1・2年生が六次産業化の取り組みで販売します。
情報システム科の1年生も ポップと販売 で応援します。 

着こなし講座

3年生は卒業後のために洋服の青山さんから講師をお招きし、スーツの着こなしの勉強をしました。 

献血ボランティア

12月14日と15日の両日、献血ルームアミコと駐車場からアミコとの連絡通路と徳島駅前で献血ボランティアを行いました。献血ルームでは学校で育てたビオラの花を配りましたが、連絡通路や駅前では献血お願いのテッシュを配りました。声をかけてテッシュを受け取っていただくと生徒は非常に嬉しそうでした。感謝したり感謝されてたり、「ありがとう」と言われると、脳内ホルモンの関係で生徒の特性が好転するそうです。みなさんよろしくお願い

します。

 

生徒会役員選挙

令和元年度から2年度の生徒会役員の選挙が行われました。みなと高等学園のこれからも含めて、18歳の選挙権の付与に対して、またある年齢になると与えられる被選挙権に対しても重要な選挙であります。

中国四国管区警察局から表彰状

みなと高等学園の「マナーでヘルメットを着用する」「小松島市や県下に着用を広げていく」という活動に対して中国四国管区警察局長様や四国交通安全協会長様に表彰状をいただきました。わざわざ小松島警察署長様がみなと高等学園まで伝達にお越しいただきました。ありがとうございました。さらに頑張っていきたいと思います。

進路説明会と参観授業が行われました

3年生の情報デザイン科では、スマート字幕を使った授業が行われました。
今回は新しく、ホワイトボードに写すだけでなく、生徒のiPadに資料とスマート字幕を写すという試みです。ホワイトボードを見なくても先生の説明がわかるし、聞こえなかったり聞き逃したりした時に、質問しにくい場面でももう大丈夫ですね。

玄関に飾っています


 みたらし団子の試食をしましたが、写真を撮るのを忘れて食べてしまいました。美味しかったです。

おはぎの試食をしました。

宮城先生のスーパーマーケットで販売実習をする「おはぎ」を、1年生ビジネス商業科が試作しました。両方とも甘すぎず上品な味でした。良かったら買いに来てください。

ハロウィンでのマナーあふれる仮装を学んでいます。

昨年、渋谷のハロウィンで多くの問題があったと報道されていました。マナーあふれるハロウィンを学んでほしいという願いで、商業情報部の自立活動の時間に先生と生徒が仮装をしてジェスチャーゲームなどをしました。