2016年9月の記事一覧

(祝)障害者雇用支援月間ポスター入賞

 独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催する「平成28年度障害者雇用支援月間ポスター原画募集」に応募したところ,2名の生徒の作品が入賞しました。
 田中航貴さんの「現場実習」は,【絵画】高校・一般の部で厚生労働大臣賞を受賞しました。 


 
 
  井坂元さんの「現場実習」は,【絵画】高校・一般の部で理事長奨励賞を受賞しました。  
    
 両作品とも,仕事への意気込みが感じられると,高い評価を受けました。

「こども応援債」による寄付について(お礼)

 阿波銀行創業120周年記念事業「こども応援債」による寄付として,株式会社つゆき様から清掃機器を,また,佐川電機株式会社様から,ホワイトボード・車椅子を寄贈していただきました。
 本校では,ビルメンテナンスの授業に力を入れています。また,校外の様々な施設などに出かけて清掃活動をする「みなとクリーン」を行ったり,「とくしま特別支援学校技能検定」やアビリンピックにも積極的に挑戦しています。これらの活動に,とても役立つ品々を寄贈していただきました。
   
        
 

 

 

 

 

 

 

 

   今まで使用していたホワイトボードが古くなり,新しいものに替えることができました。
 体育館に置いて,主に体育の授業や部活動で使用しています。とても使いやすくなりました。 
  
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 福祉サービスの授業では,「家事援助」・「清掃」・「介護」・「基礎知識」の4つの領域について,学習及び実習に取り組んでいます。介護施設での就労を考えた際,車椅子の搬送や清掃はとても重要な業務になります。
 生徒たちが,車椅子の基本的な操作法を身につけたり清掃したりする際に,とても役立つ品々を寄贈していただきました。 
   
 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当にありがとうございました。

全情研徳島大会 お礼

 夏休みが終わり,みなと高等学園に,平常授業が戻ってきました。
 夏休み中も,検定試験・部活動・現場実習など生徒は元気に活動していましたが,昨日の生徒集会で久しぶりに全校生徒が体育館に集まっている様子を見て,安心しました。
 秋は,MKGスポーツの日,修学旅行・遠足,後期就業体験など様々な行事があります。自分自身を成長させたり,クラスの仲間と親しくなれたりする良い機会です。しばらくは残暑が続くと思いますが,生徒とともにがんばりたいと思います。

 さて,8月25日(木)・26日(金)に,徳島市のあわぎんホールで,第49回全国情緒障害教育研究協議会徳島大会を開催しました。お忙しい中,また,残暑厳しい中,県内外から約700名の皆様に参加していただきました。 
 
   
 

 

 

 

 

 

 

 

 1日目の午前中は,沖縄在住の平岡禎之・成子様ご夫妻による「『うちの火星人』に気づいたとき」と題した記念講演がありました。
 妻と4人の子どもたちに発達障がいという特性があることがわかった平岡さんは,「一番困っていたのは誰?親よりも本人だった」と気づき,工夫や取組を重ね,前向きに明るく失敗を乗り越えようとした話をしてくれました。成子(ワッシーナ)さんも,勤務しているフリースクールで工夫している事例などを紹介してくれました。


 昼食の後,さくら連の皆さんの阿波踊りと,国府支援学校和太鼓部の演奏がありました。どちらもすばらしく,特に県外の参加者からは喝采を浴びていました。


 その後,文部科学省特別支援教育調査官 丹野哲也氏による「育成すべき資質・能力と特別支援教育」と題した基調講演がありました。
 次期学習指導要領の改訂の動向を踏まえ,「社会に開かれた教育課程」・「学びを深める教育活動」などについて,わかりやすく説明していただきました。

 1日目の最後に,小松島市の「発達障がい者総合支援ゾーン」(ハナミズキゾーン)において,連携しながら発達障がいのある方やご家族の相談・支援に取り組んでいる皆様によるシンポジウムを行いました。「発達障がい者総合支援センター」・「ひのみね総合療育センター」・「乳児院」・「みなと高等学園」の代表者がそれぞれ取組を紹介し,鳴門教育大学の大谷博俊教授にまとめていただきました。 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2日目は,4つの分科会に分かれて,実践発表と研究協議を行い,正午過ぎに無事すべての日程を終えることができました。
 それぞれの詳細な内容については,今後大会報告集「ひこばえ」に,まとめていく予定です。
 最後になりましたが,本研究会に参加していただいた皆様,及び文部科学省をはじめお世話になったすべての皆様方に,心より厚くお礼を申し上げます。