校長室より

通学オリエンテーション

2025年4月11日 12時00分 [管理ID]

4月11日(金)朝、元気な声が聞こえてきたので見ると陸上部の朝練習でした。今朝から5月のノーマピック予選会に向けての朝練習開始です。朝から元気をもらえた気がしてよかったです。私も毎朝ジョギングしていますが、朝からいい汗をかくと、1日元気に頑張れる気がします。

1時間目には全校生に通学オリエンテーションを行いました。みなと高等学園では、自立した生徒を育成するとの観点から、生徒の自力通学を推奨しています。3年間、安全な通学を心掛けてほしいです。やってみよう!なんとかなる!

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対面式にて

2025年4月10日 16時09分 [管理ID]

4月10日(木)対面式を行いました。

生徒会の皆さんが司会・進行を務めてくれたのがよかったです。

2・3年生は、各クラスで工夫した紹介をして1年生を励ましてくれたこともよかったです。

新入生代表のことばも、頑張っていこうという思いが伝わりましし、「生徒会に入って頑張りたい」という新入生もいてよかったです。

今日から全員そろっての本格的な活動が始まります。83名の生徒の皆さん、先生方、この出会いを大切にお互いを思いやり、楽しい学校生活を送りましょう。やってみよう!なんとかなる!

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入学式にて

2025年4月9日 13時30分 [管理ID]

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4月9日(水) 入学式を行いました。

式辞の一部です。ーーーーー

 みなと高等学園は、2012年4月に開校し、今年度で14年目を迎えます。開校以来、「未来を拓く」「健康・礼儀・勤労」を校訓とし、「社会的・職業的に自立した心豊かな人間の育成」を学校教育目標に掲げてきました。そして、これから更に「信頼される学校」「楽しい学校」を目指します。入学生の皆さんには、教職員や在校生と共に、みなと高等学園の伝統を引き継ぎ、新たな歴史を作っていってほしいと思っています。

皆さんに私の好きな言葉を二つ、紹介します。一つは、「やってみよう」です。積極的に挑戦しようとする言葉です。挑戦することは、多くの学びや、経験、成長につながります。皆さんにも、「やってみよう」と積極的に挑戦してほしいです。二つ目は「なんとかなる」です。自分の力と仲間の力を信じて楽しむ言葉です。信じること、楽しむことは大きな力になります。皆さんにも、「なんとかなる」と信じて楽しんでほしいです。

入学生の皆さん、そして在校生の皆さんは、みなと高等学園で一生懸命頑張りたいという同じ思いをもって集まった仲間です。この出会いを大切にしてください。みなと高等学園では、将来、必要な力を身につけるための学習も充実しています。また、学校行事や部活動などをとおして、様々な経験もできます。多くの学習と経験をとおして、大切な仲間と楽しい学校生活を送ってください。そして、信頼し合える仲間と共に、自信をもって挑戦を楽しんでください。みなと高等学園に入学して「よかった」と思えるはずです。

ーーーーー 前期始業式でも同じことを話しました。聞いてもらえてよかったです。

みなと高等学園の伝統を引き継ぎ、新たな歴史を作っていきましょう。やってみよう!なんとかなる!

新任式・前期始業式を行いました

2025年4月8日 16時00分 [管理ID]

4月8日(火)に新任式と前期始業式を行いました。

新任式では、

生徒の皆さんも先生方も校舎もすばらしいみなと高等学園で勤務できることがとてもうれしいこと

みなと高等学園の一員として、生徒の皆さんや先生方と力を合わせて一生懸命がんばっていくこと

を伝えました。

前期始業式では、

 力を合わせて、もっとすばらしい学校、信頼される学校楽しい学校にしていきましょう。

と話しました。

新しい年度のスタートに際し、生徒の皆さんの希望に満ちた顔が見えて、よかったです。やってみよう、なんとかなる、と思えました。

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着任の挨拶

2025年4月8日 12時15分 [管理ID]

令和7年度から校長に着任しました 安崎 輝彦(あんざき てるひこ)です。

みなと高等学園で勤務できることをとてもうれしく思っています。

着任までも、みなと高等学園の様子は見たり聞いたりしてきましたが、

改めて、先生方も、生徒の皆さんも、校舎も素晴らしいと感じています。

みなと高等学園の一員として、一生懸命頑張っていきます。よろしくお願いします。

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本年度の学校運営方針として、信頼される学校」「楽しい学校を目指します。

〇個々の適性を生かし、「やってみよう」と積極的に挑戦し、成長できる学校

〇自分の力と仲間の力を信じ、「なんとかなる」とチームで協力し合える学校

〇保護者・地域から信頼され、楽しく、「よかった」と幸せを実感できる学校

 本年度の重点目標として、次の5つを目指します。

①生徒一人一人の人権を尊重した教育を徹底するとともに、自他を大切にする態度と確かな人権感覚・人権意識を育む。

②生徒個々の資質や適性に応じ、職業能力や意欲等を高める指導を系統的・組織的に実施し、社会的・職業的自立に結びつける指導を推進する。

③生徒・保護者の教育的ニーズに応じた「個別の指導計画」「個別の教育支援計画」を作成し実践することで、きめ細かい指導・支援を推進する。

④専門性の向上に努め、発達障がいに関わる積極的な助言・支援を行うとともに、保護者・地域・関係機関等と密接に連携・協働する。

⑤望ましい集団活動を通して心豊かな人間の育成を図るとともに、交流活動を推進して地域や人とのつながりを大切にする態度を養う。

⑥一人一人のウェルビーイングを高め、信頼される学校、楽しい学校づくりを推進する。

ホームページの更新も頑張ります。よろしくお願いします。

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朝の風景

2024年11月25日 00時00分 [管理者]

11月25日(月)、11月も最後の週になりました。月日の経つのは早いもので来週はもう12月、師走です。今年一年を振り返り、しっかり反省したいと思います。

 

最近、スマホの歩数計で一日の歩数を計測していますが、平日は本当に歩いていません。

そこで、朝出勤してから少しだけ歩くようにしようと考えています。

今日は、港の方角に歩いてみました。

 朝の風景2

 

少し高台にある住宅街の坂道を登ったところから美しい景色が見られました。

 朝の風景1

 

そして、これは、近くの港から撮影しました。

早起きは「三文の得」と言いますが、こんな景色を見られるだけでちょっと得した気分になりました。

朝夕めっきり寒くなりました。風邪など引かぬよう気を付けたいものです。

金木犀

2024年10月29日 00時00分 [管理者]

令和6年10月29日(火)、昨日、出勤したときに校門の門扉を開けると、金木犀の良い香りがふわっと漂ってきました。

何処で咲いているのか、くるっと見回してみると、校門を入ってすぐ右手側に大きな木が二本植えられているのに気づきました。

よく見ると、橙黄色の小さな花が満開です。

香りがするまで、こんなところに金木犀が植わっていることを知りませんでした。

今年は夏の猛暑が続いたせいか、全国的に金木犀の開花が遅れているようです。

地域によっては、咲いたのかどうか分からないうところもあるようでした。

私はこの金木犀の香りが大好きなので、学校に大きな木が二本も植わっていることが分かって少し幸せになりました。

そして、今、小枝を少しいただいて校長室に飾っています。

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朝、部屋に入ると金木犀の良い香りがして仕事もはかどりそうな気分です。

朝夕めっきり涼しくなりました。

今年の秋は例年よりも更に短くなりそうです。

スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、短い秋をしっかり満喫したいものです。

人権コンサート

2024年10月17日 00時00分 [管理者]

令和6年10月11日(金)体育館で「生徒•保護者•教職員対象人権コンサート」を開催しました。

講師は「合唱作曲家 弓削田 健介」さん。

全国を旅しながらこれまで2000回を超える講演をされているそうです。

(パンフレットより)

本校では「いのちと夢のコンサート」と題して、約1時間のコンサートを開いていただきました。

「ハナミズキ」の歌から始まったコンサートは、歌あり、動画あり、トークありの本当に充実したものでした。

どれも弓削田さんの実体験にもとづいた内容で、透明感のある歌声と一緒にそのエピソードが胸に迫ってくるようでした。

生徒の皆さんも、笑いあり、涙ありの内容にきっと満足したと思います。

何より、「命の大切さ」を再認識できる素敵なコンサートでした。

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本当に気さくな方で、校長室での写真撮影にもホームページの掲載にも快く応じてくださいました。

弓削田さんと出会えた幸運に感謝しつつ、また、どこかでお会いできることを楽しみにしています。

弓削田さん本当にありがとうございました。

パフェをいただきました。

2024年10月2日 00時00分 [管理者]

10月2日(水)、校長室で校務をしていると、突然14HR(流通システム科)の生徒さんがパフェを持ってきてくれました。

 

 

 

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思わず、嬉しくて写真に収めてしまいました。

甘いものが大好きなこともありますが、生徒さんがわざわざ作って持ってきてくれたことが何より嬉しいです。

家庭科の調理実習で作ったと思うのですが、中には生クリーム、チョコクリーム、コーン、グミ、そしてなんと????さつま芋!も入っていました。

お世辞抜きでおいしかったです。

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そして、ちょうど食べ終わったころにカップとスプーンの回収に来てくれました。

みなと高等学園では、校内実習や現場実習を重視していて、挨拶や言葉遣いもしっかりできていました。

 

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マスコミ等では教師のブラックな面が強調されがちですが、実はすごくやりがいのある仕事だということを知って欲しいです。

確かに大変な面もあるのですが、それ以上に感動や驚きや充実感に溢れる瞬間があるということも確かです。

幸せを感じた出来事でした。ありがとう。ごちそうさまでした。

みなと☆カフェ

2024年9月11日 00時00分 [管理者]

9月10日(火)みなと☆カフェに行きました。

この日は、シャインマスカット大福とドリンクセットでした。

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萌黄色の綺麗にまぁるく作られた大福の中に大粒のシャインマスカットが入っています。

薄皮の下に包まれた漉し餡の甘さとシャインマスカットのジューシーな自然の甘みが合わさった絶品でした。

シャインマスカットの皮も噛むとパリッとした歯ごたえがアクセントになっておいしさが引き立っていました。

社会人講師の山下先生の御指導のもと、生徒が頑張って作ったそうです。

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美味しいものをいただくと幸せになりますね。

ちなみに前回はカップケーキ(チョコレート)をいただきました。

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チョコレートのカップケーキは外側がパリッと焼けていて、中はしっとり。

チョコレートのアクセントもあり、その甘さとココアの香りが素晴らいし一品でした。

アイスコーヒーにピッタリのお菓子でした。

 

今月末にある文化祭でみなと☆カフェをするので、その練習を兼ねています。

この後も何回かオープンするようですので、毎回楽しみにしています。

指導していただいている先生方、ありがとうございます。

生徒の皆さんも、受付、接客等上手にできていましたので、更に練習に励んでください。

夏休みの終わり

2024年9月2日 00時00分 [管理者]

夏休みが終わり、今日から生徒の皆さんが登校し始めました。

朝から花の世話をしていたり、陸上の練習をしていたり、楽しそうに友達と話をしたりしている様子を見て、私は元気をもらいました。

本校は2学期制なので、「2学期の始業式」というのはありませんが、生徒集会を行い、そこで少しだけ話をさせていただきました。

また、熱中症対策として本日の生徒集会はzoomを用いて行いました。

私が情報処理室でカメラに向かって話し、生徒の皆さんは教室で画面越しに話を聞くことになります。

生徒の皆さんの表情や反応を見ることができないのは少し残念ですが、暑さ対策はしっかりしておく必要があると思います。

 

話の内容は2つです。

1つめは、夏休み前にお話しした「お手伝い」をしましょう、ということについてです。

夏休み中、「お手伝い」をすることができたでしょうか。

「お手伝い」をするこいうことは誰かの役に立つということであり、それは、自分以外の誰かを喜ばせるということでもあります。

人は、誰かに喜んでもらったときに、自分自身も大きな喜びと充実感が得られます。

 そういう体験を是非して欲しいと思い、話をしました。

夏休み中に「お手伝い」ができなかった人は今からでも構いませんので、是非「お手伝い」をしましょう。

 

2つめは、夏休み明けの生活についてです。

休み明けというのは、多くの人が「しんどいなぁ」と感じます。

生徒のみなさんも「しんどいなぁ」と思った人はいないでしょうか。

夏休み明けは、心も体もお疲れモードの場合が多いですから、無理をせず、ゆっくりスタートを心がけましょう。

また、「しんどいなぁ」と思った人は是非、誰かに話をしましょう。

本校では、「ゆる☆とーくウィーク」という期間を設けて、担任の先生と生徒の皆さんが、気楽に話をできる時間を設けています。

生徒の皆さんは「しんどいなぁ」という気持ちを担任の先生に話してください。

話をすることで、自分の気持ちがすごく軽くなるはずです。

しんどい時や、困ったときに誰かに相談することは、これから社会へ出た時にも必要なことですので、その練習をしてみましょう。

 

私自身は、先に書かせていただいたとおり、登校している生徒の皆さんから早速元気をもらいました。

生徒の皆さんから元気をもらえるときというのは、この仕事をしていて良かったなぁと思う瞬間でもあります。

 

生徒の皆さんが、安全で安心して登校できるように。

充実した学校生活が送れるように。

今日から気持ちを新たにして勤めていきたいと思います。

PTA事業所見学(すろーわーく)

2024年7月29日 00時00分 [管理者]

7月26日(金)、徳島市蔵本町にある「福祉型カレッジ すろーわーく」さんを訪れました。

この施設は、いわゆる就労移行支援事業所です。

特別支援学校を卒業した生徒さんが、すぐに就職するのではなく、自立するための生活スキルを身に着けたり、資格を取得してもっと豊かな生活を送ることを目指して通うところです。

4年制のカリキュラムが組まれており、最初の2年間はソーシャルスキルトレーニングとともに障害者年金の申請などもサポートしてくれます。次の2年間は「障害年金+工賃収入」という将来設計をプランニングしていきます。職場実習やハローワークでの活動も計画しているそうです。

また、4年間通わなくても、途中で就職が決まれば卒業して就職(就労・福祉的就労)することもできるとのことでした。

この施設は設立して2年目ということで、1年生と2年生の皆さんが授業を受けていました。内容はソーシャルスキルトレーニングの一つだと思いますが、人間関係の様々な場面で自分ならどう考え、どう行動するかについて、ディスカッションをしていました。

授業は午前10時に始まり、午前2時間、午後2時間の計4時間の授業で午後3時頃には終了します。

普段の授業に加えて、アナウンサーによる話し方講座や立ち方等の姿勢に関する講座など多彩な特別講座も組まれていました。

一度、就職したけれども対人関係などでうまくいかず、再就職を考えている人も対象になるとのことでした。

体験入学もできるとのことでしたので、将来困ったときの方策として知っておくと良いと思います。

管理者の方も、授業を担当されている方も障がい福祉サービスに真摯に取り組まれていることが伝わってくる、心温まる施設でした。

訪問を受け入れていただき、ありがとうございました。

PTA事業所見学(株式会社大塚製薬工場)

2024年7月25日 00時00分 [管理者]

7月25日(木)PTA事業所見学で保護者8名、教員5名が株式会社大塚製薬工場を訪問させていただきました。

到着後、本日案内や説明をしていただく人事部の方と挨拶を交わした後すぐに食堂の方に移動し、会議室のような部屋で説明をしていただきました。

最初は、あらかじめ提出していた質問に丁寧に回答していただきました。

障がい者雇用については、現在、社員食堂の業務として雇用していること。将来的には、清掃業務や緑地管理の業務に広げる可能性はあること。しばらくは期限付きの雇用であるが、何年か務めた後に無期限の雇用にもできること。通勤は各自が自分に合った方法で来ており、通勤手当は支給されることなどお話しいただきました。

また、社員食堂の責任者の方や、本校の卒業生も同席してくださり、食堂業務の具体的な内容を知ることができました。

印象的であったのは、責任者の方が従業員のみなさんの話をこまめに聞き取り、その人にあった業務を考えてくださっているということでした。例えば、どうしてもコミュニケーションをとることが苦手であれば、できるだけ、一人で黙々と取り組める業務を任せることもできるということでした。

卒業生の方からは、最初はできないことや分からないことが多く、失敗も繰り返したが、我慢して、周りの方に教えていただきながら乗り越えたこと。就職して2年の実務経験を終えた時に、調理師免許を取得するために頑張って勉強したこと。調理師免許を取得したことで、仕事の内容も広がり、やりがいを持って仕事に取り組めていること等を話してくれました。

次に遠くからですが、食堂の業務を実際に見ながら説明を聞きました。

ここの食堂は外部の業者に委託しているのではなく、大塚製薬工場が運営している社員食堂とのことでした。会社自体が運営している食堂は全国的にも非常に珍しいとのことでした。

社員が1000人強働いている工場で、約600人が社員食堂を利用しているとのことでした。ピーク時は忙しいとのことでしたが、業務を効率化することでスムーズに仕事ができているとのことでした。また、残業することもほとんどないとのことでした。

続いて、我々も昼食をいただきながら、卒業生から現在の様子等を聞くことができました。

最後に、大塚製薬工場として今後も障がい者雇用を継続していくといった話を伺うことができました。

大塚製薬工場人事部の方々、食堂関係の方々には懇切丁寧に御対応いただきありがとうございました。感謝申し上げます。

私自身、企業としての考え方や、姿勢を伺うことができ、本当に勉強になりました。

また、大塚製薬工場直営の社員食堂として、社員の健康を保持増進していくという使命感とプライドを持って業務に取り組まれている姿に大変感銘を受けました。

ありがとうございました。

PTA事業所見学(就労継続支援A型事業所Ponte)

2024年7月24日 00時00分 [管理者]

7月24日(水)、保護者と教員あわせて10名程度が就労継続支援A型事業所Ponteさんで事業所見学をさせていただきました。

最初に、株式会社日産サティオ徳島(徳島支店)の敷地内で「オート部門」の作業を見学しました。一番最初のミーティングでは元気な挨拶があり,その日の作業分担の説明がありました。この日は午前中から気温が上昇し、日差しも強い中でしたが、利用者のみなさんは、集中して洗車作業にとりくまれていました。案内してくださった管理者の尾形様を中心に、保護者の方々からの質問にも丁寧に答えていただき、助かりました

その後、室内に場所を移し、代表取締役社長藤村様から株式会社Ponteを設立するまでのいきさつや、「全ての個性が輝く社会を実現する」といった経営理念について、説明をいただきました。また、管理者の尾形様、サービス管理責任者の中久様からPonteの詳しい事業内容を伺いました。Ponteでは「オート部門」以外にも「アグリ部門」「ハウス部門」があり、利用者さんの希望や特性に応じて,就労先を変更することもあるとのことでした。その場合は、利用者さんとよく相談をするということでした。

特に印象に残ったのは、利用者さんに求めることについて、話されていた内容で、

①できるだけ休まないこと。休む場合は事前に連絡をすること。

②挨拶をすること。

③分からないことがあったり、困ったときには相談すること。

といったことでした。

休まずに勤務してくれたら、技術的なことは後からいくらでも身につけることができる。とにかく、できるだけ休まずに通って欲しいとのことでした。もちろん、用事があるときや、体調が悪いときは連絡をして休んでもらってかまいませんとのことでした。この、①~③の内容については、みなと高等学園でも日ごろから生徒の皆さんに伝えていることであるので、学校の教育活動が正しいということを再認識することができました。

 

その後、Ponte lume(障がい者グループホーム)を見学させていただきました。このグループホームは新築の建物で現在入居者を募集しているとのことでした。1階が男性、2階が女性と別れていて、居住スペースはもちろん入り口もそれぞれ別になっていました。朝と夕の食事は作ってくれるということで、私たちも軽食としていただきました。具沢山の味噌汁、御飯、野菜、焼き魚、スパゲティ、ミートコロッケ、デザート(水羊羹)という、栄養バランスに配慮された内容で、大変おいしくいただきました。保護者の方からもこのようなグループホームであれば安心して預けることができるという声がありました。

 

社長の藤村様をはじめ、Ponteの職員の方々には事前準備から、本日の訪問にいたるまで、本当に丁寧に対応していただきました。感謝申し上げます。

本日参加してくださった保護者の方々もありがとうございました。

私はとても勉強になり、楽しい時間を過ごすことができました。今後も、このような学校の取り組みに御協力くださいますよう、お願いいたします。

夏休み前 生徒集会

2024年7月19日 00時00分 [管理者]

7月19日(金)夏休み前の生徒集会を体育館で実施しました。

梅雨明け間近特有のうだるような暑さの中、扇風機から送られてくる風が「温風」状態になっているにもかかわらず、生徒の皆さんは汗を拭きつつ一所懸命に聞いてくれていました。

 

私がお話しした内容を簡単に示させていただきます。

 

① 4月に生徒の皆さんにお話ししたことは、「みんなと仲良くしてください」ということでした。「みんなと仲良くする」ために大切なことは、「相手の立場に立って考える」ということ「思いやりの心をもって接する」ということです。

② 夏休みに入るにあたって皆さんにお願いしたいことがあります。それは「誰かの役に立つことをしましょう」ということです。みなさんは、これまで、校内実習や現場実習をしてきましたが、仕事をするということは、そのこと自体が人の役にたっています。たとえば、マグネットなどの製品を作ったら、その製品を使う人の役に立っています。廊下やトイレの掃除をしたらそれらを利用する人達の役にたっています。

③「誰かの役に立つこと」の一つとして、夏休み中にそれぞれの家で「お手伝いをしましょう」。例えば、風呂の掃除、例えば食器洗い。自分ができることを探して是非、取り組んでください。

④人は「誰かの役に立った時」に喜びを感じます。是非、そんな体験をたくさんしてください。

⑤例えば、今、生活をする中で何か嫌なことがある人。人間関係で悩んでいる人。毎日、充実していないなぁと感じている人がいましたら、「お手伝い」をしてみてください。そうすると、きっと世界が変わります。世界が良い方向に動いていくはずです。

⑥充実した夏休みを過ごしてくれることを期待しています。

 

以上です。

夏休みは、生徒の皆さんにとって主体性を発揮して一回り成長する絶好の機会だと思っています。夏休み明けに、成長した活気あふれる生徒の皆さんに会えることを今から期待しています。

相互授業参観 3年生 情報

2024年7月19日 00時00分 [管理者]

7月18日(木)3年生流通システム科の情報の授業を参観しました。少し遅れて教室(商業実習室)に入ると生徒の皆さんがパソコンを立ち上げているところでした。

まずは、タイピングの練習です。私も昔、タイピング練習をゲーム感覚で楽しみながら身につけたことを思い出しました。

 

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それぞれ、自分のペースで練習できていましたし、しっかり集中してできていました。

繰り返すことによってスピードも正確さも向上しているようでした。

 

次に表計算ソフトを用いて「合計」「平均」「コピー」「ペースト」等の練習をしました。

最初に先生が生徒の皆さんのパソコンの画面上に表計算の枠を表示して捜査の方法を分かりやすく説明していました。生徒の皆さんはやり方を学んだ後で、実際にパソコンを操作して、どんどん課題をこなしていきました。

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先生は生徒の皆さんが困っていないか、こまめに声をかけてサポートしていました。教室の雰囲気も明るく、生徒の皆さんも積極的に先生に質問し、分からないところをどんどん解消していきました。

 

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短いスパンで課題を提示して取り組んでいたので、生徒の皆さんの集中力も維持できていたと思いました。

また、課題は生徒の皆さんの習熟度に合わせて先生がつくられたものでした。

何より、先生と生徒の皆さんの関係性が良く、明るく、前向きな雰囲気で授業が進められていたことが印象的でした。

相互授業参観 1年生 科学と人間生活

2024年7月12日 00時00分 [管理者]

7月12日(金)4限目、1年生の理科の科目である「科学と人間生活」の授業を参観しました。

最初に本日の内容を黒板に示して授業がスタートしました。

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生徒の皆さんは、授業の要点をまとめたプリントに取り組むことで授業の内容を主体的に学んでいました。

プリントは教科書を調べながら取組むようになっているので、自然と教科書の内容が分かるようにできています。

 

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プラスチックに関する内容では「どうして日本ではプラスチックの再利用が重要なんでしょう」という問いかけに対して、生徒の皆さんが積極的に発言していました。

先生がその発言一つ一つに丁寧にコメントを返していましたので、自然と授業も盛り上がっていました。

後半は微生物をテーマに授業を進行していました。

テーマを変えることで、生徒も集中力を持続させやすかったと思います。

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微生物の内容では、「ダニは微生物なのか?」「目で見えるとはどういうことか」「㎛はどんな単位か」など、生徒の質問に具体的な例を挙げながら丁寧に答えていました。

生徒の皆さんが積極的に手を挙げて発言していたこともあって、時間があっというまに過ぎてしまった感じでした。

対話的な授業をすることの大切さを改めて実感した次第です。

相互授業参観 2年生 現代の国語

2024年7月9日 00時00分 [管理者]

7月9日(火)3限目、2年生商業ビジネス科の授業「現代の国語」を参観しました。

最初に本授業で取り組むことを黒板に書き、見通しを示していましたので、生徒もすんなりと授業に入ることができていました。

 

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最初に先生が作成したオリジナルプリントを用いて、漢字と語句の問題に取り組みました。

漢字の読み、カタカナ語の意味、ことわざ、同義語といった内容が一枚のプリントにおさめられていて、生徒は短時間で問題が切り替わるので集中力を維持しながら取り組むことができていました。

 

後半の内容は、先生が話している内容をメモを取りながら聞き取るという内容でした。DSC_0442

話した内容を生徒のタブレットに配信しつつ、大型モニタにも表示して答え合わせを行いました。

答え合わせは、生徒一人一人を指名して、その発言を引き出しながら行われました。

答え合わせで発表することが分かっているので、生徒は聞き取り中、集中してメモを取っていました。

また、、答え合わせでは、先生からメモを取るときの注意点を聞いていました。

これらの、教材は先生が生徒の実態に応じて作成しているもので、様々なところに工夫が見られました。

また、授業全体をとおして、生徒との対話を中心に展開されており、楽しく、分かりやすい授業であったと思います。

勉強になりました。

認知と行動について

2024年7月8日 00時00分 [管理者]

7月8日(月)、特別支援学校コンサルテーションが、畿央大学教育学部教授大久保賢一先生を講師としてお迎えし、本校でありました。

※コンサルテーション;専門家に対して相談することや助言を求めること。

大久保先生には終日、授業参観、研究協議、全体研修をしていただき、貴重な助言指導をいただきました。

 

その中で、「我々は、受け取る情報を変えることはできないが、『認知と行動』を変えることはできる。」という話をいただきました。

 

ここからは、私の理解と表現ですが、

例えば、家でゴロゴロ寝ている子供を見たとき(情報)

「手伝いも宿題もせず、また、さぼってるわ」と見るか(認知1)

「どこか調子悪いんやろか、風邪ひいたかな」と見るか(認知2)

といった、別々の認知の仕方があるということかなと理解しました。

このケースではほかにも認知3、4といろいろな捉え方ができるかも知れません。

そして、認知の仕方によって、その結果としての行動が違ってきます。

認知1の場合だと「何ゴロゴロしとんや、ちょっとは家の用事手伝ったらどうや」(行動1)となりそうですが、

認知2の場合だと「風邪ひいたんとちゃうか、ちょっと熱あるか測ってみ」(行動2)となりそうです。

我々は、どのように認知するかによって、行動が変わってくるということを改めて考えさせられました。

 

我々は、それぞれの人生の中で、どうしても認識や考え方にバイアス(先入観あるいは偏見)がかかってしまいます。誤った先入観で物事を認知すると、行動を誤るというとこを改めて考えさせられました。

誤った認知をしないためには、経験すること、学ぶことが必要だと思います。

 

我々は教員として、自分の「認知と行動」を振り返ること、生徒の「認知と行動」が幸せの方向に行くように生徒に伴走することが必要だと思った次第です。

相互授業参観 1年生 美術Ⅰ

2024年7月5日 00時00分 [管理者]

7月5日(金)2限目に1年生の美術の授業を参観しました。

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この日は職場見学で校外に出ていたクラスがあったので、その分人数が少なくなり、生徒数2名での授業でした。

課題は「人権ポスター」の製作でした。各自が思い思いの方法で集中して取り組んでいました。

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先生と生徒の距離も近く、生徒の皆さんは適切なアドバイスを受けながら授業に取り組むことができていました。

個性的な作品が出来上がることを期待しています。

また、授業や部活動等で製作した美術作品を廊下等に掲示してくれているので、学校に来られた際には是非御覧ください。