2015年5月の記事一覧

前期就業体験(校内・現場実習)

 最近,日中は真夏のような日差しで,気温が高い日が続いていますが,皆様お元気でしょうか。みなと高等学園では,将来の職業的自立に向けて系統的な指導を行っており,1年次から3年次まで計画的に校内実習・事業所見学・事業所における現場実習などを教育課程に位置づけて実施しています。
 6月1日(月)から,2週間の予定で前期就業体験を実施します。
 1年生の生徒は校内実習を行います。普段のクラスを解体して,木工班・家政班・環境園芸班・ビルメン班・委託作業班の5班に分かれて作業をします。
 2・3年生の生徒は,徳島県内のいろいろな事業所で2週間程度,現場実習・就業体験を行います。すでに事業所の日程の関係で,就業体験を始めている生徒もいます。
 これらの実習・体験をとおして,自立するために必要な態度や技能そして精神力を身につけてほしいと考えています。
 いざ,自分一人で全く知らない大人の人たちの中に混じって,実際の事業所で作業をするとなると不安も大きいと思いますが,ここは一つ覚悟を決めて,現場実習・就業体験に前向きに取り組んでほしいと思います。働くことの厳しさを知るかもわかりませんが,それ以上に働くことの楽しさや,やりがいを感じることができるかもしれません。今まで気がつかなかった新たな自分を発見することができるかもわかりません。
 これから,実習を行う生徒たちに,心からエールを送りたいと思います。
 最後になりましたが,実習・体験の機会を与えていただいた関係の皆様方に心からお礼を申し上げます。

年度はじめの挨拶(平成27年度)

   
  皆さん,こんにちは。
 平成27年4月1日に徳島県立みなと高等学園校長として着任いたしました,米倉康博と申します。よろしくお願い申し上げます。
 本校は,この3月に最初の卒業生を出したばかりの若い伸び盛りの学校です。平成24年4月,「新たな教育を構築する」という熱い思いで設置され,発達障がいのある生徒が社会的・職業的に自立した心豊かな人間になることをめざしています。現在,生徒数は,1年生:29名,2年生:32名,3年生:31名,計92名です。すべての生徒が,それぞれの目標に向かって前向きに学校生活を送っています。
 昨年度の第1回卒業生は26名でしたが,23名の方が就職(一般企業+A型),3名の方が福祉就労(就労移行+B型)で将来の就職に備えています。3年間という短い期間の中で生徒たちはよくがんばり,自分の希望する進路を実現してくれたと思っています。今後もこの成果を受け継いでいくとともに,さらに個々に応じたきめ細かな進路指導ができればと考えています。
 生徒たちは,よく挨拶ができます。私の方が元気をもらっています。これからも,本校教職員一致協力して,発達障がいのある生徒の人権を尊重し,関係機関との連携を図る中で,それぞれの希望する進路を実現するために力を尽くしたいいと考えております。
 今年度,以下の4点を学校の重点目標としました。
①生徒一人一人の人権を尊重した教育を徹底するとともに,自他を大切にする態度の育成及びいじめなどの人権侵害を許さない人権感覚を育む。
②生徒個々の資質や適性に応じ,職業能力や意欲等を高める指導を系統的・組織的に実施し,社会的・職業的自立に結びつける指導を推進する。
③生徒及び保護者の教育的ニーズに応じた「個別の指導計画」を作成し実践することで,きめ細かい指導及び支援を組織的に推進する。
④専門性の向上に努め,高等学校及び幼稚園,小・中学校に在籍する発達障がい児に対し積極的な助言及び支援を推進するとともに,保護者・地域・関係機関と密接に連携し信頼される学校づくりに努める。

 保護者や関係機関の方々,事業所の皆様,地域の皆様におかれましては,今後ともみなと高等学園に対しまして,温かいご支援とご協力,ご指導を賜りますよう,心からお願い申し上げます。