2015年11月の記事一覧
後期就業体験(校内・現場実習)
11月20日(金)6時間目,校内実習反省会がありました。
生徒は,11月9日から木工班・家政班・環境園芸班・ビルメン班・委託作業班の5班に分かれて,作業に取り組みました。各班の代表者から,作業内容や成果と課題などについて発表がありました。その発表を聞いて,実習にまじめに取り組んでいたことがよくわかりました。
実習期間中に,公益財団法人「阿波銀福祉基金」から助成をいただき,木工室の工作台を購入しました。作業がスムーズにはかどるようになり,大変重宝しています。
時々,実習をしている様子を見学しましたが,実習の良いところに気づきました。それは,学年やクラス,学科の枠を越えて実習班を作っていますが,その中で,普段はいっしょに勉強することがない生徒同士がお互いに助け合ったり協力したり,また,先輩が後輩を指導したりする場面が多く見られました。
1年生は,3年生がずいぶん大人に見えると思いますが,先輩の言うことをよく聞いていたし,また,2・3年生は,1年生の見本になれるようによくがんばっていました。
同時進行で,徳島県内のいろいろな事業所で,現場実習を行いました。事業所の日程の関係で,今も現場実習を行っている生徒も多くいます。1年生の生徒にとっては,初めての体験でした。とまどうことも多かったと思いますが,働くことの厳しさを知るとともに,達成感を味わうこともできたと思います。
生徒に貴重な体験の場を提供していただいた事業所の皆様方に,心から感謝を申し上げます。
これから寒くなりそうですが,環境園芸班の生徒が植えたビオラの花が心を温かくしてくれます。