校長室より

夏休みの終わり

夏休みが終わり、今日から生徒の皆さんが登校し始めました。

朝から花の世話をしていたり、陸上の練習をしていたり、楽しそうに友達と話をしたりしている様子を見て、私は元気をもらいました。

本校は2学期制なので、「2学期の始業式」というのはありませんが、生徒集会を行い、そこで少しだけ話をさせていただきました。

また、熱中症対策として本日の生徒集会はzoomを用いて行いました。

私が情報処理室でカメラに向かって話し、生徒の皆さんは教室で画面越しに話を聞くことになります。

生徒の皆さんの表情や反応を見ることができないのは少し残念ですが、暑さ対策はしっかりしておく必要があると思います。

 

話の内容は2つです。

1つめは、夏休み前にお話しした「お手伝い」をしましょう、ということについてです。

夏休み中、「お手伝い」をすることができたでしょうか。

「お手伝い」をするこいうことは誰かの役に立つということであり、それは、自分以外の誰かを喜ばせるということでもあります。

人は、誰かに喜んでもらったときに、自分自身も大きな喜びと充実感が得られます。

 そういう体験を是非して欲しいと思い、話をしました。

夏休み中に「お手伝い」ができなかった人は今からでも構いませんので、是非「お手伝い」をしましょう。

 

2つめは、夏休み明けの生活についてです。

休み明けというのは、多くの人が「しんどいなぁ」と感じます。

生徒のみなさんも「しんどいなぁ」と思った人はいないでしょうか。

夏休み明けは、心も体もお疲れモードの場合が多いですから、無理をせず、ゆっくりスタートを心がけましょう。

また、「しんどいなぁ」と思った人は是非、誰かに話をしましょう。

本校では、「ゆる☆とーくウィーク」という期間を設けて、担任の先生と生徒の皆さんが、気楽に話をできる時間を設けています。

生徒の皆さんは「しんどいなぁ」という気持ちを担任の先生に話してください。

話をすることで、自分の気持ちがすごく軽くなるはずです。

しんどい時や、困ったときに誰かに相談することは、これから社会へ出た時にも必要なことですので、その練習をしてみましょう。

 

私自身は、先に書かせていただいたとおり、登校している生徒の皆さんから早速元気をもらいました。

生徒の皆さんから元気をもらえるときというのは、この仕事をしていて良かったなぁと思う瞬間でもあります。

 

生徒の皆さんが、安全で安心して登校できるように。

充実した学校生活が送れるように。

今日から気持ちを新たにして勤めていきたいと思います。