校長室より
夏休み前 生徒集会
7月19日(金)夏休み前の生徒集会を体育館で実施しました。
梅雨明け間近特有のうだるような暑さの中、扇風機から送られてくる風が「温風」状態になっているにもかかわらず、生徒の皆さんは汗を拭きつつ一所懸命に聞いてくれていました。
私がお話しした内容を簡単に示させていただきます。
① 4月に生徒の皆さんにお話ししたことは、「みんなと仲良くしてください」ということでした。「みんなと仲良くする」ために大切なことは、「相手の立場に立って考える」ということ「思いやりの心をもって接する」ということです。
② 夏休みに入るにあたって皆さんにお願いしたいことがあります。それは「誰かの役に立つことをしましょう」ということです。みなさんは、これまで、校内実習や現場実習をしてきましたが、仕事をするということは、そのこと自体が人の役にたっています。たとえば、マグネットなどの製品を作ったら、その製品を使う人の役に立っています。廊下やトイレの掃除をしたらそれらを利用する人達の役にたっています。
③「誰かの役に立つこと」の一つとして、夏休み中にそれぞれの家で「お手伝いをしましょう」。例えば、風呂の掃除、例えば食器洗い。自分ができることを探して是非、取り組んでください。
④人は「誰かの役に立った時」に喜びを感じます。是非、そんな体験をたくさんしてください。
⑤例えば、今、生活をする中で何か嫌なことがある人。人間関係で悩んでいる人。毎日、充実していないなぁと感じている人がいましたら、「お手伝い」をしてみてください。そうすると、きっと世界が変わります。世界が良い方向に動いていくはずです。
⑥充実した夏休みを過ごしてくれることを期待しています。
以上です。
夏休みは、生徒の皆さんにとって主体性を発揮して一回り成長する絶好の機会だと思っています。夏休み明けに、成長した活気あふれる生徒の皆さんに会えることを今から期待しています。